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水野 優也

水野 優也 みずの ゆうや

日本チェロ協会会報 第47号 (2016年10月20日)より

1. 近況を教えてください  

今年の4月より、桐朋学園大学ソリスト・ ディプロマ・コースで学んでいます。ソロリ サイタルやオーケストラとの共演、室内楽で は弦楽四重奏やピアノトリオでコンサートに 出演しました。学ぶことが多く忙しい日々 ですが、充実しています。

 

2. 最近出演された公演で印象深い演奏会 についてお聞かせください。  

3月に行われた、諏訪内晶子音楽監督の 「第4回国際音楽祭NIPPON チャリティ・ コンサート in 気仙沼」の公演で、初めて 被災地を訪れました。会場への移動中の車 窓からは、震災から5年経ってもまだまだ 復興が進んでいない様子を強く感じました。 音楽を通して、何か被災地の皆さんのお役 に立てないだろうか…と日頃から思っていたのですが、この公演では気仙沼のお客 様からたくさんの暖かい拍手をいただき、少しでも僕たちの気持ちを伝える事が出 来たかと思うと嬉しかったです。また、諏訪内さんと桐朋学園の学生が一緒に室内 楽を演奏し、僕にとっても最高のひと時になりました。

 

3. 室内楽で演奏される時、大切にされていることはありますか?  

室内楽はグループでひとつの音楽を創り上げるので、合わせの回数や練習に費や す時間も重要だと強く感じています。前に勉強したカルテットの曲では、チェロパー トどころか、全パートを暗譜してしまうくらい合わせをした事がありました。何度も 意見交換をし合って曲を仕上げていくと、本番の達成感も違います。音楽に「これ でいいや…」というものはないと思うので、毎回の合わせではいつも新しい発見が あります!

 

4. チェロを始めたきっかけを教えて頂けますか?  

母が、サンサーンスの「白鳥」が好きで、僕に弾いて欲しかったそうです。小学1 年生から始めて、母のピアノ伴奏で毎日楽しく練習していました。

チェリストになろうと思ったきっかけを教えてください。

まだ趣味でチェロを習っていた中学2年生の時、日本音楽コンクールのチェロ部 門の本選で聴いた演奏に大変感動して、自分もいつかはこの舞台に立ちたい、と 思うようになったのが大きな転機だったと思います。その直後から音楽高校への 進学を志しました。

チェロの練習が苦しいなと感じられたことはありますか?  

毎日長時間練習しても、音楽はスポーツのように記録として出ないので、ハッ キリと成長しているのが感じられないことが苦しい点だと思います。そして1人 で部屋に籠っていなければならない孤独感も苦しいです。高校に入ってから今ま で、朝練を続けていて、学校は早朝の5時から部屋が使えるので、早いときには5 時から練習しています。もちろん眠いですが、高校3年間の朝練がチェロの上達 につながったと感じています。しかし、毎日ほんの少しだけでも練習しないと変 な感じがするのは、やはりチェロが好きなのだと思います!

 

5. 一番ワクワクするときは、どんなときですか?  

やはり、音程がぴったりとハマった時ですね!

 

6. チェロ以外に好きなことはありますか?  

最近の僕の流行りは大学の友人と一緒に、朝の5時から投げ放題でボウリングを することです!身体を動かすこと、スポーツが大好きです。 他にリフレッシュ法などはお持ちですか? 子供のようですが・・・頑張った日にはコンビニでスイーツを買って食べるのが とてもリフレッシュになっています。それから、本番前に1人で温泉に行ったり もします。今までの疲れを全て取ってから本番に臨みます。

 

7. 今後どのようなチェリストとして活動していきたいか教えてください  

まだまだ学ぶことが山ほどあります。美しい音を探して試行錯誤の日々ですが、 海外での勉強も経験して、数多くの事を学び、息の長い演奏家になりたいです。  まだ留学先は考え中ですが、これから海外のマスタークラスなどに参加して、具 体的に決めようと思います。音楽が生まれたヨーロッパなど、現地に実際に足を踏み 入れて勉強することで、曲の背景や歴史など肌で感じたいと思っています。