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グレイ 理沙

グレイ 理沙 グレイ りさ

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  1. 日本チェロ協会会報 第59号 (2022年4月14日)より

 

1.近況を教えてください 

1年半前に留学を終え日本に帰ってき少しずつ演奏のお仕事をし始め頑張っているところです。 オーケストラにもたまに行きつつ、最近では好きな仲間で定期的に集まり弦楽四重奏の勉強をまた一から勉強し直したりなどしています。あとは劇版などのレコーディングをする機会が増え、それがまた求められる事が全然違ったりするので日々研究をしています。 

 

2.チェロを始めたきっかけを教えて頂けますか? 

音楽一家ではないのですがまず姉がヴァイオリンを始め、隣の部屋がチェロのお教室だったので妹ちゃんはこっちやる〜?と先生に誘っていただいたのがきっかけというのと、アメリカ人の祖母にあなたヨーヨーマ知らないの!?こっちでは有名人よ!とCDを聞かせてもらい、ちょうどその後くらいに日本のCMにヨーヨーマが出演しておりこれはもうチェロしかない!という流れだった(と言っていた気がします笑) 

 

3.一番ワクワクするときは、どんなときですか? 

これは皆さん共感してもらえると思うのですが、毎回新しい方と共演する時はワクワクします。どんな音楽をして、合わさるとどんな化学反応が起こるのだろう。。!と。また別のプログラムで同じ方と共演するときも、この曲ではどうなるんだろうかと考え毎回ワクワクしています。 

 

4.チェロ以外に好きなことはありますか? 

こと、ではないですが毎日コーヒーを飲むのを楽しみに朝起きています。1ヶ月禁酒です!と言われるより、コーヒー1杯まで!と制限される方が辛いです、、 あとはたまにリサゴロウと呼ばれるほど動物が好きで、職業間違えたかな?サファリパークに転職した方がいいかな!?ってなるときがあります 

 

5.チェロ以外に経験した習い事などありますか? 

習い事はないですが、強いてあげるとしたら実は昔茶道部でした。その顔で!と何度もいじられましたが笑 

 

6.今後、どのようなチェリストになっていきたいですか? 

これまでに私は音楽から色んなものをもらってきました。時には救われたり元気をもらったりもしました。人生を終えた時にもらってばかりだとそれはこの世に残らず消えてしまうので、、私も誰かに与えられる人間になりたいな、と、そういう演奏を1回でも出来るような音楽家になれたらなと、今はそれが人生の目的になっています。 

7.留学先(パリ国立高等音楽院)の授業、生活などにおける日本との違いは、どのようなところに感じましたか?  

それはもう全然違いますが、、、1番有難かったのは自分の教授のレッスンの他に、教授のアシスタントが2人いて彼らのレッスンも毎週受けれることでした。なので週にソロを3人の先生に見ていただけるという贅沢な生活で、この先生にはエチュード、この先生は現代曲のプロなので現代曲を、、という風にしていました。あとは他の授業が全て少人数制で多くても12人までで、ソルフェージュはほぼマンツーマンでした。 

それなのに学費がタダというのが、やはりヨーロッパは芸術文化に対するプライオリティが高いのかな、、、と感じていました。東京行くよりパリに留学した方が安いと言って来てた人もいたので、留学を考えている方は是非!