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ルドヴィート・カンタ

ルドヴィート・カンタ ルドヴィート カンタ

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  1. 日本チェロ協会会報 第59号 (2022年4月14日)より

 

  1. 1.近況を教えてください 

チェロを弾いています。オーケストラアンサンブル金沢を2019年に退職し、今はフリーで活動しています。 

 
2.チェロを始めたきっかけを教えて頂けますか? 

両親は歌手でしたので、仕事柄歌劇場の練習でオーケストラを見る機会があり、色々ある楽器の中でもチェロの音色に惹かれました。そして、自分でも弾いてみたいと思いました。 

 
3.一番ワクワクするときは、どんなときですか? 

登山の前の日の荷造りをしている時です。 それとチェロを弾くときはいつも楽しいです。 素晴らしいホール、ピアノ、お客さん、プログラムなどいい状況がマッチしたときは私もとても気持ちよく弾けるなと思います。 

 
4.チェロ以外に好きなことはありますか? 

山ほどあります。写真を撮り、加工したり現像したり写真についての本を読んだり。空手は17年やっていて今でも大好きです。黒帯四段師範代として週2回教えています。組手の練習や型の練習など日々学びがあって楽しいです。 

それに山登りも昔から大好きです。若い頃はスロヴァキアで登山ガイドもしてました。最近は15kg痩せたので、また山に沢山登りたいなと思っています。日本には魅力的な山が沢山ありますしね。 

 
5.チェロ以外に経験した習い事などありますか? 

前述した空手と写真を習ったことがあります。写真は、New York Institute of Photographyで勉強しました。空手は今でも習い続けています。 

 
6.プロのチェリストを目指している学生や若いチェリストに望むことはありますか? 

もちろん楽器の使い方を理解し、音を奏でることはまず大事、音楽はemotionのコミュニケーションということを忘れないで、音楽でコミュニケーションしてほしい。自分の好きな音楽をやってほしい。音楽家の世界はパーフェクトを求められることもあるが、パーフェクトはそんなに重要ではない。自分なりの音楽を作り出して楽しんでほしい。自分の中の良い音楽を追い求めてほしい。 

 
7.後進のご指導をされる中で、ご出身地のスロヴァキアとの違いを感じることはありますか? 

ないです(日本人は日本語喋ってるという違いはありますが・・・)音楽の感じ方、わかり方、勉強の仕方は国籍関係なくどの国でも同じことだと思います。音楽はuniversalで音楽のコミュニケーションは感情emotionnalEmotionは国籍関係なく人間共通のものだと思っています。