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海野 幹雄

海野 幹雄 うんの みきお

(株)新演所属アーティスト。トリオ海、DUO「ORIGO」、室内オーケストラARCUSメンバー。NPO法人「ハマのJACK」理事

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日本チェロ協会会報 第53号(2019年3月30日)より

1. 近況を教えてください
2 人の息子(5 歳と3 歳) の子育てに振り回されながらも、様々な形態での演奏活動を中心に、忙しく楽しい日々を送っています。

2.チェロを始めたきっかけは?
チェリストである母親が、結婚後18 年間も演奏活動を休止していましたが、活動再開したのは僕が中学生の時でした。それを見て、「僕もやりたい」と言って習い始めました。

3. 一番ワクワクするときは、どんなときですか?
ソロや室内楽の演奏会の計画を立てている時と、息子達のプレゼントを選んでいる時。

4. チェロ以外に好きなことはありますか?
実は大のスターウォーズ好きで、今では子供と一緒に見たり、SW 柄の子供服を買い揃えたりと楽しんでいます。

5. ハマのJACK の活動についてお聴かせください
N 響ヴァイオリニストの三又治彦氏と白井篤氏、それと僕の3 人で理事を務めているNPO 法人です。季節ごと年4 回の定期演奏会が主な活動ですが、特に春公演は「金の卵を探しています」のオーディション企画で若者の育成発掘に特化しており、お陰様で高い評価を頂いています。

6. 今後どのようなチェリストとして活動していきたいですか?
実は、今続けている活動がどれもすごく大切です。徐々に定着しつつある活動( 毎年続けているリサイタル、毎月続けている横浜でのサロンコンサート、組んでいるピアノ三重奏、毎年主催している12 人のチェロアンサンブル、プロデューサーとしても関わっているフィリアホールでの「室内楽アカデミア」、ハマのJACK での活動など) の合間を縫ってオーケストラへ客演させて頂いたり、仲間たちとの室内楽があったり、小学校などへ訪問演奏の機会を頂いたりと、本当に多くの演奏の機会を頂いています。その上で欲を言うならば、時間をかけて弦楽四重奏に取り組みたい、特にベートーヴェンの後期の弦楽四重奏の世界にドップリ浸かりたい、という願望があります。また、古楽の奏法や弓にも興味があり、チャンスがあればチャレンジしていきたいです。あとは、現代音楽を積極的に演奏していきたい、という気持ちも強いです。
40 歳を過ぎて、子供も生まれて、残り人生で何ができるかな、と考えるようになってから、改めてやりたいことが山ほどある事に気付きました。周りの人に感謝しつつ、健康に気を付けて、常に向上心を持って活動していきたいと思っています。