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山本 祐ノ介

山本 祐ノ介 やまもと ゆうのすけ

日本チェロ協会会報 第49号 (2017年9月29日)より

1.近況を教えてください。

 最近、縁あってミャンマー国立交響楽団の音楽監督としても活動を行っています。文化の基盤が違うところでの活動は自分自身の根本的な部分に立ち返って考えさせられることも多く、とても勉強になっています。また、日本でのクラシック音楽普及にもがいていた父や祖父はいろんな苦労があっただろう、それらをどうやって乗り越えたのだろうか、などと考えを巡らしています。

 

・ミャンマーでの音楽活動の中で、一番驚かれたエピソードはありますか。

 ミャンマーではクラシック音楽自体の認識がとても低く、モーツァルトやベートーヴェンの名前を知っている人はいても、ブラームスを知っている人はほとんどいないという状況に驚きました。国立交響楽団の楽員はオーケストラに就職(20歳くらい)した後に、各楽器に配属され、それからその楽器を練習し始める方もいるようです。

 

  1. 2.チェロを始めたきっかけを教えて頂けますか?

 小学2年生の時、学校のクラス全員が出演する演奏会で花形のピアノを弾くはずだったのですが、直前に鉄棒から落ちて左手を骨折、開放弦でドとソだけを演奏するチェロの係に回されました。それが、初めてチェロを手にしたきっかけです。その時、チェロの方がピアノよりずっと易しいと勘違いして、ピアノよりチェロをやりたいと親に訴えてしまったのです。

 

  1. 3.一番ワクワクするときは、どんなときですか?

 コンサートの寸前です。コンサートの前日や当日の朝あたりはドキドキばかりでとてもいやな気持ちになりますが、本番寸前には開き直ってしまうのかもしれません。なんだかワクワクします。

 

  1. 4.チェロ以外に好きなことはありますか?

 あまり上手くはないですが卓球が好きです。菊地知也さんにはなんとか勝ちました。

 

  1. 5.今年の1月、チェロの日にご出演いただきましたが、ご感想をお聞かせください。

 聴衆の皆さんのあたたかく見守っていただけているような雰囲気はとてもうれしかったです。反面、チェロの難しさを知っている方が多いと思うとちょっと怖いような複雑な気持ちもありました。

 

  1. 6.今後どのような音楽家として活動していきたいか教えてください。

 チェロ、指揮にかかわらず、少しでも人に幸せを配れる音楽家を目指しています。そのためには既成概念に縛られずに、自分が純粋に好きだと思える音楽をシェア出来たらと思います。