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宮田大さん、国際的なチェロコンクールで優勝!
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若手チェリストで日本チェロ協会会員の宮田大さんが、11月にパリで開催された第9回ロストロポーヴィチ・
チェロコンクール2009で見事優勝されました。
同コンクールにおける日本人の優勝は初めての快挙です。心よりお祝い申し上げます。
【宮田大さんプロフィール】
1986年生まれ。3歳よりチェロを始める。1995年、第18回栃木県学生音楽コンクール弦楽器部門第1位。2001年、第1回泉の森ジュニアチェロ
コンクール中学生の部、03年、第3回高校生以上の部金賞。02年、第7回コンセール・マロニエ21弦楽器部門最優秀賞。04年、第6回全日本ビバホー
ルチェロコンクール第1位。05年、第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、増沢賞、徳永賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞。
「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」において小澤征爾氏指揮で協奏曲を演奏。若い人のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペ
ラ・プロジェクトで「こうもり」「ラ・ボエーム」、東京オペラの森、JTアンサンブルシリーズ、プロジェクトQ、東京アンサンブル、水戸室内管弦楽団、
第22回〈東京の夏〉音楽祭に出演。協奏曲を栃木県響、セントラル愛知響、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京都響、パリ管弦楽団等と共演。リ
サイタルや室内楽にも取り組み、Jupiter Quartet
Japan、CHETRIOで活動し、ミケランジェロ・カルテット、ジュリアード・カルテット、ゲバントハウス・カルテット、バルトーク・カルテットに
指導を受ける。Norfolk音楽祭、KronbergCelloFestival、北九州国際音楽祭、第19回PMF2008に参加。サンクトペテル
ブルクで日本の曲を初演する。リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットと共演。栃木県イメージアップ貢献賞、うつのみや市民、宇都宮エ
スペール賞、第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。
これまでに宮田豊、倉田澄子氏に師事。室内楽を東京カルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメール・カルテットのリチャード・ヤ
ングの各氏に師事。桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを卒業し、現在ジュネーブ音楽院に在籍し、タカーチ・カル
テットを結成したガボール・タカーチ=ナジ氏と、クロンベルク・アカデミーに在籍しフランス・ヘルマーソン氏に師事。2009年11月に行われたロスト
ロポーヴィチ・コンクールで日本人として初めて優勝。
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